2018/04/16【オススメの商品】

今月のオススメ商品はたけのこです。

*たけのこ担当*
野菜部:吉田嗣朗 他


*たけのこについて*
イネ科マダケ属。写真のたけのこは静岡県産のものです。
たけのこは成長がとても早く10日程で竹になることから「筍」の字があてられました。
春は八百屋さんやスーパーにたけのこが並びますが、たけのこを食用としているのは
日本や中国、韓国などの東アジアの限られた国だけだそうです。
一般的なたけのこは「孟宗竹(もうそうちく)」というもので、他にも食用のたけのこは
10種類以上あります。

*たけのこの選び方*
・穂先が黄色〜黄緑色のもの
(穂先が土から出て日に当たると濃い緑色になり、えぐみが強くなる。)
・皮にツヤがあり、重みがあるもの
・根元のイボが薄いもの
・皮や切り口がみずみずしいもの

*保存方法*
たけのこは時間が経つとえぐみが増します。
購入したらすぐに下処理をしましょう。
米ぬかや米のとぎ汁を使ったり重曹を使う方法があります。
重曹を使う場合は必ず食用のものを使用してください。
写真は米ぬかを使って下処理している様子です。
吹きこぼれないように注意してください。

たけのこのサイズや数によりますが、このまま40分〜1時間程度ぐつぐつと煮ていきます。
たけのこの根本に竹串がスッと刺さるくらいになったら火を止めて下さい。
火を止めたら半日〜一日このまま放置します。
皮を剥いて米ぬかを洗い落とせば下処理完成です。

下処理後すぐにたけのこを調理しない場合は
全体が水に浸るように水につけて冷蔵庫で保存してください。
この場合、水を毎日替えれば2〜3日はもちます。

普段スーパーでは水煮などで多く見かけるたけのこは中国産がほとんどです。
国産のたけのこは今が旬です。筍ご飯も美味しいですし、天ぷらも煮物もいいですよね。
食卓にたけのこが並ぶと春の訪れを感じられます。
ぜひお買い求めください。


2018/03/02【オススメの商品】

今月のオススメ商品は芽キャベツです。



*芽キャベツ担当*
豊島本社野菜部:藤井崇裕 他

*芽キャベツについて*
芽キャベツは直径3〜4cm程の小さな野菜です。「子持ち甘藍」とも呼ばれています。
普通のキャベツとは別物なので芽キャベツが成長してもキャベツにはなりません。
葉の付け根に出てくるわき芽が結球したものが芽キャベツです。
芽キャベツは1株でおよそ40〜60個実ります。
写真の芽キャベツは静岡県産です。



小さくてとても可愛らしいサイズです。

*芽キャベツの選び方*
・濃い緑色のもの(黄色みがかっているものは鮮度が落ちてる可能性あり。)
・しっかり巻いていて固いもの
・なるべく重みがあるもの

*保存方法*
乾燥しないようビニールなどに入れ冷蔵庫の野菜室で保存してください。
5日程度は持ちますがなるべく早めに食べるのをオススメします。
すぐに使いきれない時はかるく茹でてから冷凍保存も可能です。

*調理方法*
サラダや保存する場合は下茹でが必要です。
下茹では芽キャベツの外側の葉1〜2枚を剥き茎の部分に十字に切り込みをします。
少し塩を入れ沸騰させたお湯へ1分半〜3分程茹でます。

炒め物などにするときはじっくり火を通してください。

芽キャベツは普段あまり食べない野菜かと思います。
炒め物以外にもおひたしやシチューに入れたり
色々なアレンジのできる野菜です。

旬のこの機会に是非お買い求めください。

2017/12/09【オススメの商品】

今月のオススメ商品はだいこんです。

*だいこん担当*
豊島本社野菜部:高橋和夫 他

*だいこんについて*
アブラナ科ダイコン属の植物。春の七草すずしろはだいこんのことです。
日本では昔から食用されている馴染みのある野菜になります。
だいこんの仲間にはたくさんの種類があり、日本では白いだいこんや表面が紅いラディッシュが良く知られていますが、海外では真っ黒なものや芯まで紅いものなど色々なだいこんが流通しています。
写真のだいこんは千葉県産のものです。



*だいこんの選び方*
@ずっしりと重みがある
A皮にハリツヤがある
B葉付きのものは葉がみずみずしくシャキっとしているもの
Cカットされているものは断面がみずみずしく乾燥していないもの

*だいこんの保存方法*
葉付きのだいこんはまず葉っぱの方を切り落とします。
葉っぱはすぐにしおれてしまうので出来れば購入した当日中に切って調理してください。
カットしただいこんはラップに包むかポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で4〜5日程保存可能です。

*だいこんは部位によって使い分けする野菜*
だいこんは部位によって味が違います。
@葉っぱの近くは辛味が少なく硬め
 →サラダや炒め物にオススメ!
A真ん中は甘みがあり柔らかい
 →おでんなどの煮物にオススメ!
B根の先の近くは辛味が強い
 →だいこんおろしにオススメ!



用途に合っただいこんの部位を使えばおいしさもアップします。

だいこんは1年中お店にある野菜ですが、春から夏は辛味が強く、
秋から冬の今の時期はみずみずしく甘みが出るため実は季節物の野菜です。

おでんや煮物や鍋、温かいだいこんメニューで冬の寒さを乗り切りましょう。
寒い冬には是非だいこんをお買い求めください。

2017/11/10【オススメの商品】

今月のオススメ商品はブロッコリーです。

*ブロッコリー担当*
豊島本社野菜部:高橋洋一 他

*ブロッコリーについて*
アブラナ科アブラナ属の植物で、地中海沿岸が原産とされている花芽を食べる野菜です。
ブロッコリーはアメリカなど海外からも輸入しているため1年中安定して流通していますが、
国産のブロッコリーのおいしい旬の時期は11月〜3月になります。
写真は香川県産のものです。



*ブロッコリーの選び方・保存方法*
[選び方]
@鮮やかで濃い緑色のもの
Aつぼみが小さくぎっしり詰まっているもの
B全体的に丸く硬いもの
C切り口がみずみずしく空洞が入っていないもの

[保存方法]
ポリ袋などに入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。
ブロッコリーは鮮度が落ちるのが早くあまり日持ちしないため、できれば購入した当日か遅くても3日以内の調理がベストです。
ブロッコリーを茹でた後つぼみの部分は水気が溜まりやすいので、しっかり水を切ると調理した時により味が馴染みやすくなります。
食べきれない場合は少し硬めに茹で、しっかり水気を切ってから冷凍保存してください。
冷凍保存すると少し食感が落ちますが、シチューに入れたりミキサーにかけスープにしたりすると美味しく食べられます。

*ブロッコリーの源は茎*
茎の部分を捨ててしまう方も多くいると思います。
ブロッコリーの茎は栄養の宝庫ともいわれており、つぼみの部分より栄養が含まれているほどだそうです。
その栄養を捨ててしまうのはもったいないので、茹でてから細めに切って炒め物にすれば茎も美味しく食べられます。



ブロッコリーは茹でてそのまま食べてももちろん美味しいですが、
様々な食材と合う万能野菜なのでレシピを調べるといろんなアレンジが楽しめます。
今が旬の国産ブロッコリーを食卓のメインにしてみてはいかがでしょうか!ぜひお買い求めください。


2017/10/14【オススメの商品】

今月のオススメ商品はさといもです。

*さといも担当*
豊島本社野菜部:榊原裕二 他

*さといもについて*
さといもは東南アジア原産で、現地では主食にもなっているタロイモの仲間です。
さといもは大きな親芋を中心に小さな子芋が増えることから子孫繁栄の縁起物として、お正月やお祝い行事で食べられることもある野菜です。
写真のさといもは埼玉県JAいるま野から入荷した美味しいさといもです。
2Lサイズのものでずっしりと重みがあります。



[さいたまのさといもについて]
武蔵野の大地に良質堆肥の継続的投入・緑肥の栽培等、この土壌診断条件としっかりした土作りだからこそ生まれる独特の「ねっとり感」「いもの白さ」「食味」が最大の特徴です。
この特徴を大きく評価され、築地の料亭等でも多く活用されています。
また、選果選別についても、ひとつひとつ手により10段階の選別を行っています。

*さといもの選び方・保存方法*
[選び方]
@ふっくらと丸みがある
Aずっしりと重みがある
B土つきのもの
C皮に湿り気がある

[保存方法]
さといもは低温と乾燥に弱く適温は10℃前後とされています。
土はついたまま新聞紙などで包み保存します。
長期保存したい場合は皮をむき、少しかために茹でて水気をしっかりふき取ってから冷凍庫で保存してください。

さといもは蒸かして食べても煮っ転がしでも汁物でもとてもおいしくいただける野菜です。
これからの時期は味噌汁などホクホクなさといも料理を食べて温まるのもいいですね!

さといもは貯蔵性が良く一年中出回っていますが、秋から冬にかけての今が旬です。
ぜひお買い求めください。

2017/09/12【オススメの商品】

今月のオススメ商品は梨です。

*梨担当*
豊島本社果実部:稲葉雅巳・三浦薫 他

*梨について*
バラ科ナシ属の果実です。
現在は様々な品種改良が行われて多くの品種の梨が沖縄を除き日本全国で栽培されています。
梨を大きく分けると和梨、中国梨、洋梨の3種類に分けられます。
国内では和梨が主に生産されています。中国梨は一部地方で生産され、洋梨はラフランスやルレクチェなどが近年多く生産されています。
日本で一番生産されている和梨は大きく2つ赤系と青系に分類されています。

赤梨系:幸水、豊水のような皮が茶色の梨。
果肉がやわらかく果汁が多く甘みも強い。写真の梨は豊水です。


青梨系:二十世紀梨のような皮が黄緑色の梨。
果肉がしっかりとしていて赤系よりもすっきりした甘み。 写真の梨は二十世紀梨です。


9月は主に豊水、二十世紀、秋月などが出回っています。

*梨の選び方・保存方法*
@ずっしりと重みのあるもの
Aお尻がどっしりして平たいもの
B果実に張りがあり硬く締まっているもの

梨はお尻と皮の近くが糖度の高い部分です。
カットする際はなるべく皮を薄く剥き、種の近くは糖度も低くシャリシャリした食感なので、しっかり切り落とすのがおいしく食べるポイントです。
和梨は洋梨と違い追熟しないので、購入後はできるだけ早く新鮮なうちにお召し上がりください。
保存する場合は乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存してください。

桃と同じく食べる1時間前から冷やし始めるとひんやりと甘みも感じおいしくいただけます。
冷やしすぎてしまうと甘みが感じにくくなってしまいます。

梨は生でそのまま食べるのが一番おいしいので特にアレンジレシピなどバリエーションはありませんが、たんぱく質を分解する酵素を含んでいるので、すりおろしてお肉を漬けておけばお肉がやわらかく仕上がります。
すりおろした梨をソースに使ってもおいしいです。

梨は88%が水分です。水分補給と一緒に梨を食べて残暑を乗り切りましょう!

2017/08/04【オススメの商品】

今月のオススメ商品はナスです。

*ナス担当*
豊島本社果実部:小川原貴 他

*ナスについて*
ナスはインドが原産とされているナス科の一年草です。

日本では濃い紫色のナスが一般的ですが、原産地の東南アジアなどのナスは白色や緑色です。
写真のナスは栃木県JAしおのやの高根沢産「タンタンなす」です。
白くて丸いタマゴのような見た目から英語ではEggplantと呼ばれています。




*ナスの選び方*
・張りつやのあるもの
・ずっしりと重量のあるもの
・ヘタの部分のトゲが立っているもの
・ヘタのすぐ下の部分が太いもの
・先端の切り口が白いもの
(収穫されてから時間が経つと乾燥して茶色っぽくなる)

*ナスの保存方法*
ナスは水分が蒸発しやすいので、ビニール袋などに入れ冷暗所や野菜室で保存して、
購入してから3〜4日で食べきるのがベストです。
夏野菜なので常温で保存しても大丈夫です。
逆に10℃以下の冷やしすぎは中の種のまわりが黒くなって見た目が悪くなりますので注意してください。

*ナスの調理方法*
ナスは油やお肉との相性が良く、和洋中どのジャンルの料理でもおいしくいただける万能な野菜です。
先月の食育セミナーで紹介した甘辛炒めはこの時期にオススメです。
紹介したレシピではそうめんにのせていましたが、お米との相性もバッチリです!
簡単に作れておいしいので夏バテ気味でもお箸が進む一品です。
 
(レシピ)

もうひとつ紹介したいレシピは、レンジで3〜5分でできるナスと豚バラのおろしポン酢です。
この暑い時期はなるべく火を使わずに調理したいですよね。
@まずナス2〜3本を薄く切っていきます。豚バラ肉も食べやすい大きさに切ります。
A切ったナスと豚バラ肉を交互にお皿に重ねて並べます。
Bラップをしてレンジで3〜5分加熱してください。
C最後におろしポン酢をかければ完成です。
本当に簡単で絶対に失敗もなく洗い物も少ないのでオススメです。

今が旬のナスを夏バテ回復メニューとして是非、お買い求めください。

2017/07/11【オススメの商品】

今月のオススメ商品は桃です。

*桃担当*
豊島本社果実部:宮本賢治 他

*桃について*
桃はバラ科モモ属の木になる果実です。
中国が原産とされていて、3000年以上前から食用として栽培されていました。
日本では縄文時代末期から弥生時代にはすでに食べられていたようです。
桃の栽培が本格的に行われるようになったのは、海外の品種が導入された明治時代です。
桃の主な産地は山梨県、和歌山県、福岡県、福島県、長野県などの産地です。
今回の写真の桃は山梨県笛吹農協のものです。



*桃の種類*
桃の品種は本当にたくさんあります。そこで大きく5つに分けて特徴をご紹介します。

【白桃(はくとう)】
皮、果肉ともに白っぽく、上品な甘さがあります。
品種によっては袋をかぶせずに栽培するのでピンク色しています。
比較的に大玉で大きいものは400g以上のものもあります。
明治時代から岡山県で栽培されていて日本の桃の元祖といわれています。
白桃は品種改良され新たな品種が続々と登場しています。
[主な品種:浅間白桃、加納岩白桃、清水白桃、川中島白桃、瀬戸内白桃など]

【白鳳(はくほう)】
皮の色が紅っぽく、果汁たっぷり濃厚な甘さがあります。
果肉がやわらかくて酸味が少ないです。
白桃と橘早生のかけ合せが白鳳です。
[主な品種:八幡白鳳、桃山白鳳、日川白鳳など]

白桃と白鳳のかけ合せであかつきという品種もあります。
あかつきはやわらかくしっかりした果肉で果汁も多く、酸味が少ないです。
白鳳よりも糖度が高く甘みのある品種です。

【黄桃(おうとう)】
皮、果肉ともに黄色く、主に缶詰に使用される桃です。
熟してもそれほどやわらかくなく、甘みも少ないため加工品に適しています。
最近では品種改良が進み少しずつ生食用の黄桃も増えてきていて
その改良された桃は強い甘みと程よい酸味があります。
[主な品種:黄金桃、ゴールデンピーチ、黄美娘、黄貴妃など]

【ネクタリン】
桃の一種であるネクタリンは皮に産毛がなくツルツルとしています。
果肉の色は黄色や赤色で酸味もあり甘酸っぱい味わいです。
桃よりも果肉がしっかりとしていて身崩れしにくいのも特徴です。
[主な品種:秀峰、フレーバートップ、ファンタジアなど]

【蟠桃(ばんとう)】
最後にご紹介する品種は見かけることが少ない桃です。
形が変わっていて平べったい形をしています。
独特な強い甘みがあり、日本でも栽培されていますが中国が盛んです。
[主な品種:楊貴妃など]

*おいしい桃の選び方*
・ふっくらと丸みがある
・甘い香りがする
・全体的に紅く色づいていて皮の色が濃い(色の濃い部分に白い点々があるとなお良し)
・果皮全体に産毛がある

*桃の保存方法とおいしい食べ方*
まだ未熟で硬い桃を購入してしまった場合は常温で2〜3日ほど保存し追熟するのを待ちます。
この時に未熟な桃を冷蔵庫やエアコンのきいた状態で保存してしまうと追熟できず、桃の水分がとんで味が落ちたり傷んでしまいますので注意してください。
また食べ頃の柔らかく熟した桃を購入した場合はなるべく早めに食べて下さい。
すぐに食べれないときは新聞紙で包み日陰や冷暗所の風通しのいい場所で保管してください。
桃を保存する際のポイントは冷やさないことです

おいしく桃を食べるには、食べる1〜2時間前に冷蔵庫でほんのりと冷やします
冷やしすぎると甘味を感じにくくなってしまいます

桃をカットする際に先に皮を剥いてしまうとすべるので先に半分にしてから種から離し果肉を切ります。
硬めの桃は皮が剥きずらいので湯剥きしてください。

完熟している桃はそのまま食べるのが一番おいしいですが、モッツァレラチーズと合わせて
桃のカプレーゼとしてサラダとして桃を食べるのもさっぱり食べられておすすめです。
チーズやアイスクリーム、ヨーグルトなど乳製品と相性が良いです。
お肉料理などのソースとして桃を使うとフルーティーに仕上がります。
未熟の桃や硬い品種の桃はコンポートにしたりケーキにしたりと様々な楽しみ方ができます。

これから旬を迎える桃は甘くてジューシーでおいしいです。
ぜひお買い求めください。


2017/06/01【オススメの商品】

今月のオススメ商品はゴーヤです。

*ゴーヤ担当*
豊島本社野菜部:南保仁志

*ゴーヤーについて*
ウリ科ツルレイシ属のつる性の一年草です。原産地は東インドなどの熱帯アジアです。そこから中国へ渡り江戸時代頃に日本に伝わったと言われています。

沖縄の方言であるゴーヤーという呼び名が一番馴染みのある呼び名だと思いますが、ゴーヤー以外にも呼び名があり、苦瓜やつるれいし、レイシ、アバシーなど呼び名がたくさんあります。



ゴーヤーの主な産地は沖縄県、宮崎県、鹿児島県などです。 写真のゴーヤーは沖縄県産です。豊島青果では他にも宮崎県産・鹿児島県産の取り扱いがあります。

ゴーヤーは夏場の暑さをしのぐ為にグリーンカーテンに使われることも多い野菜です。園芸店やホームセンターで種は買えます。最近は色々な品種のものが手に入るのでベランダでゴーヤーを育てるのもいいですね。

*おいしいゴーヤーの選び方*
・ふっくらとして大きすぎないもの
・色が鮮やかで濃いみどり色
・表面につやがある
・硬く張りがある
・ずっしりと重みのあるもの

イボが大きくて色の薄いものは比較的苦味が少ないといわれていますが、ゴーヤーが成長し熟しはじめている可能性もあります。また品種改良され色が白いゴーヤーもあります。
 
*ゴーヤーの調理方法*
[下処理]
@ゴーヤーを縦半分に切り中のワタと種を取ります。
A3〜5mm幅で切ります。切ったゴーヤを塩もみして10分程置きます。
※サラダとしてゴーヤーを調理したい場合は2mm幅くらいにカットした方がおいしいです。
ゴーヤーの苦味が平気な方は塩もみで十分ですが、苦味が嫌いな方やお子様にはこの塩もみのときにお塩に砂糖をプラスするとより苦味を抜くことができます。
B10分程置いたゴーヤーを熱湯でさっとゆでたら下処理完了です。

炒め物の定番ゴーヤチャンプルーでもおひたしや和え物でもたくさんの楽しみ方がある野菜です。他の野菜と違い熱を通してもビタミンが壊れにくいといわれているのでいろいろな調理方法で食べることができます。

5月に入ってから暑い日が多かったので少し夏バテ気味の方もいるのではないでしょうか。
ゴーヤーを食べて元気にこれからの夏本番を乗り切るためにも是非お買い求めください。


2017/05/01【オススメの商品】

今月のオススメ商品はアスパラガスです。

*アスパラガス担当*
豊島本社野菜部:加藤匠

*アスパラガスについて*
アスパラガスは地中海東部が原産とされているユリ科の植物です。
日本の主な産地としては北海道や長野県、佐賀県です。
豊島青果本社では栃木県産、北海道産、佐賀県産のアスパラガスを中心に取り扱っています。



グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは同じ品種で栽培方法によって分かれます。

グリーンアスパラガスは芽が出てそのまま日光に当てて育てます。
日光に当てるので葉緑素がたくさん作られて緑色になります。グリーンアスパラガスは栄養価が高くカロテンなどを多く含みます。

ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に土を盛り、芽を日光に当てずに育てます。
これを軟白栽培といいます。ホワイトアスパラガスはやわらかくてほんのり甘みがあるのが特徴です。

*おいしいアスパラガスの選び方*
・茎が太くまっすぐと伸びていてみずみずしい
・穂先が締まっている
・「ハカマ」の形が正三角形
・同じ大きさであれば重みがあるほう


※丸印が付いているのが「ハカマ」の部分です。

*おいしい食べ方*
アスパラガスは炒め物、煮物、揚げ物、サラダなど様々な調理ができる野菜です。
まず、根本1〜2cm程切り落とし、ハカマも包丁でそぎ落とします。
根本部分がかたい場合は皮をむいてください。
天ぷらや炒め物にする場合は下ゆでせず調理すると風味よく仕上がります。

茹でる場合はお湯に塩を少し入れて、根本部分からいれていきます。
歯ごたえが残るくらいのかたさでお湯から出します。
茹ですぎは味も栄養も落ちてしまうので注意してください。
お湯から出した後にさっと冷水に浸すと鮮やかな緑色が残ります。

アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。
冬でも少量出荷されており、輸入品もあわせて通年スーパーや八百屋さんの店頭に並ぶ野菜ですが、最もおいしい旬は春から初夏の今の時期です。

ぜひお買い求めください。


2017/04/01【オススメの商品】

今月のオススメ商品はあしたばです。

*あしたば担当*
豊島本社野菜部:藤井崇裕

*あしたばについて*
あしたばはあまり馴染みが少ない野菜だと思いますが、青汁の原料としても使われている食材です。
あしたばは「今日葉を摘んでも明日には新しい葉が出る」ことからこの名が付きました。
日本が原産とされている野菜で房総半島、三浦半島、八丈島や大島など伊豆諸島、そして紀伊半島などの暖かい太平洋沿岸部が主な産地です。



写真の商品は東京都伊豆諸島の三宅島産のあしたばです。三宅島はあしたばの名産地です。
あしたばはビタミン類や食物繊維、ミネラルなど栄養豊富な野菜です。

 *おいしい食べ方*
あしたばは独特な苦味・渋味や香りが少しありますが、一度茹でてから調理すれば気になりません。
ツナ、かつお節、肉類、卵、豆腐などたんぱく質を多く含む食材と相性が良く、これをごま油やマヨネーズオリーブオイルなどの油で炒めるとおいしくいただけます。
苦味は油と合わせる、渋味はたんぱく質と合わせることでやわらぎます。
産地の伊豆大島ではあしたばのチャーハンが定番メニューだそうです。
他にも天ぷらやおひたし、炒め物、グリーンスムージーなど色々な調理ができます。

青汁の原料としてあしたばが使われているものも売られているので青汁でも栄養は摂れます。

スーパーや八百屋さんで今まで手に取ったことがないという方、あしたばは今が旬でおいしい時期です。
見かけた際にはぜひお買い求めください。


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